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気がのらなかった 全く
なににって? お母さんに誘われたの 町内会の集まりに(なんじゃそら) ね? 普通気がのらないでしょ? 着いたらもちろん おじさんおばさん・・・・とゆうかおじいさんおばあさんばかり うん 想定内 おじちゃんおばちゃんの話がおわって おじちゃんおばちゃんのネタが終わって これで万事終了だとおもったら 若い男の人が立ち上がった なんだか 私が知ってる"男の人"とオーラが違った 彼はひときわ目だっていた 「おじちゃん おばちゃんにかこまれてたから目立ってたのかもよ?」 はい そうです そうかもしれないです でも おじちゃん おばちゃんに囲まれてる中で物怖じせず立ち上がり 堂々と喋る姿は本気でかっこいいとおもった 下を向かず 正面を見てる人だった 一目ぼれではないんです 初対面ではないから 恋愛ではないんです あの人は私にはもったいなさすぎるから ただ 下を向かずに 正面を見続ける あの人の姿は どこの誰よりもかっこよかった 「中身知らないでしょ?アホらしい」って言われても だって フィーリングだから フィーリングを大切にしたいの 家にかえって お母さんに「あの人なんて名前なの?」ってきいたら「Aくんだよ」って 「おもしろかったけど関西の人?」ってきいたら「ずっと北海道」って 名前を知っただけで ちょっと近くなった気がして 彼は"憧れの人"に昇格した
by ch1e
| 2007-01-14 01:33
| 恋愛
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